中村吉右衛門(2代目)とは?
なかむらきちえもん
2代目中村吉右衛門とは、昭和・平成・令和にかけて活躍した歌舞伎の名優で、播磨屋の芸名で知られる人間国宝です。
2代目中村吉右衛門(なかむら きちえもん)は、1944年に生まれ2021年に逝去した歌舞伎俳優です。屋号は播磨屋(はりまや)で、本名は波野辰次郎といいます。初代中村吉右衛門の孫にあたり、また松本白鸚(初代・2代目)とは深いゆかりを持つ名門の系譜に連なります。
芸の特色は、重厚で格調高い立役(たちやく)の演技にあります。特に時代物の大役を得意とし、「弁慶」「熊谷直実」「鬼平」などの役柄で高い評価を受けました。人気テレビドラマ『鬼平犯科帳』で長谷川平蔵を演じたことでも広く親しまれています。
主な受賞・栄誉は以下の通りです。
- 重要無形文化財保持者(人間国宝)認定
- 日本芸術院賞・恩賜賞受賞
- 文化功労者顕彰
- 文化勲章受章
歌舞伎の伝統を守りながら、テレビや映像作品を通じて幅広い層に歌舞伎の魅力を伝えた功績は大きく、その没後も播磨屋の芸風は後継者たちに受け継がれています。
使い方・例文
「播磨屋!」という大向こう(観客からの掛け声)は2代目中村吉右衛門の舞台で特に有名で、歌舞伎鑑賞を語る文脈でしばしば登場します。
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