本文へスキップ

世界恐慌とは?

せかいきょうこう

世界恐慌とは、1929年にアメリカで始まり世界規模に波及した、史上最大規模の経済危機のことです。

世界恐慌(せかいきょうこう)とは、1929年10月にアメリカニューヨーク株式市場株価が大暴落したことを契機として始まり、その後世界各国に連鎖的に広がった大規模な経済不況のことです。英語では「Great Depression(グレート・デプレッション)」と呼ばれ、20世紀最大の経済危機とされています。

世界恐慌の発端となったのは、1929年10月24日の「暗黒の木曜日」と呼ばれる株価の急落です。1920年代のアメリカは「狂騒の20年代」と呼ばれた好景気の時代でしたが、投機的な株式投資が膨らみバブル状態となっていました。株価暴落後、銀行の連鎖倒産が起き、企業の倒産・失業者の急増・消費の激減という悪循環が生じました。

世界恐慌が各国に与えた影響は甚大で、主要国では失業率が急上昇し生産が大幅に縮小しました。各国は自国経済を守るために輸入制限・高関税政策(保護貿易)を強化したことで国際貿易が急収縮し、危機がさらに深刻化しました。この状況を打開するため、アメリカではルーズベルト大統領のニューディール政策による大規模な財政出動が行われ、政府が積極的に経済に介入するケインズ経済学の台頭につながりました。また経済的苦境が各国での政治的急進主義の温床となり、第二次世界大戦への一因になったとも指摘されています。

使い方・例文

世界恐慌は授業や経済の教科書で「政府が経済に介入する必要性を示した歴史的事件」として登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語