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下前とは?

したまえ

和服を着付ける際に内側に隠れる衿や身頃の部分のことで、上前の下に入る側を指す着物用語です。

下前(したまえ)とは、和服(着物浴衣など)を着付けるときに、体の内側・下側に重なる衿や身頃の部分を指す言葉です。対義語は「上前(うわまえ)」で、外側から見える側のことをいいます。

着物を正しく着付ける際、まず右手側の身頃(下前)を体に巻き付け、その上から左手側の身頃(上前)を重ねて整えます。日本では慣習として「左前(ひだりまえ)」と呼ばれる着方は亡くなった方への装束(経帷子)に用いられるため、通常の着付けでは右が下前・左が上前となるよう厳守されます。

下前は帯の内側に隠れてしまうため、外からは見えませんが、着崩れを防ぎ着物全体のシルエットを整える上で非常に重要な役割を担います。衿合わせや裾線の美しさも、下前をどう整えるかに大きく左右されます。

着付け教室や着物の手引き書では必ず登場する基本用語であり、正しい着付けを学ぶ第一歩として「下前・上前の順番」が繰り返し強調されます。

使い方・例文

着物の着付けを習うとき、「まず下前を合わせてから上前を重ねる」と指導されるのが基本の手順です。

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