ヴィルヘルム1世 (ドイツ皇帝)とは?
う゛ぃるへるむいっせい
ヴィルヘルム1世とは、プロイセン王国の国王であり、ビスマルクの補佐のもとでドイツ統一を果たし、1871年に初代ドイツ皇帝となった人物です。
ヴィルヘルム1世(Wilhelm I、1797〜1888年)は、プロイセン国王(在位1861〜1888年)かつドイツ皇帝(在位1871〜1888年)として、近代ドイツの成立に深く関わった君主です。
彼は「鉄血宰相」オットー・フォン・ビスマルクを宰相に登用し、その強力な指導のもとでプロイセンを中心としたドイツ統一の事業を推進しました。主な統一戦争と出来事は次の通りです。
- 普墺戦争(1866年):オーストリアを破り、ドイツ諸邦におけるプロイセンの主導権を確立
- 普仏戦争(1870〜71年):フランスを相手に勝利し、アルザス・ロレーヌを獲得
- 1871年1月、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間でドイツ帝国の成立が宣言され、ヴィルヘルム1世が初代皇帝に即位
ヴィルヘルム1世自身は必ずしも統一に積極的だったわけではなく、プロイセン王としての伝統を重んじる保守的な君主でした。しかしビスマルクの政治的才覚を信頼し、その方針を支持し続けたことが、ドイツ統一を実現させた大きな要因といえます。
在位中は90歳を超えるまで君主として在位し、「偉大な皇帝」として国民から敬愛されました。彼の死後、ビスマルクとウィルヘルム2世の確執が始まり、帝国の性格は大きく変わっていきます。
使い方・例文
ヨーロッパ近代史やドイツ史の授業で、「ドイツ統一」「ビスマルク」とともに登場します。ヴェルサイユ宮殿での戴冠式は近代史の象徴的な場面として教科書に頻出します。
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