ヴィルヘルム・フォン・テゲトホフとは?
ゔぃるへるむふぉんてげとほふ
ヴィルヘルム・フォン・テゲトホフはオーストリア帝国の海軍提督で、1866年のリッサ海戦でイタリア艦隊を破った近代海戦史上の英雄として知られます。
ヴィルヘルム・フォン・テゲトホフ(Wilhelm von Tegetthoff、1827〜1871年)は、オーストリア帝国の海軍軍人で、最終階級は海軍中将(Vice Admiral)です。現在のスロベニアにあたるマリボル(当時のマールブルク)で生まれ、若くしてオーストリア海軍に入隊しました。
テゲトホフの名を歴史に刻んだのは、1866年の普墺伊戦争(第三次独立戦争)中に行われたリッサ海戦(Battle of Lissa)です。この海戦ではオーストリア艦隊を指揮し、数的に勝るイタリア艦隊を相手に敵艦への体当たり戦術(ramming)を駆使して大勝を収めました。これは近代における装甲艦同士の最初の本格的な海戦とされており、この勝利はテゲトホフをオーストリアの国民的英雄へと押し上げました。
テゲトホフの功績を整理すると次のとおりです。
- 1864年のヘリゴラント沖海戦でもデンマーク艦隊を撃退し、名声を確立
- リッサ海戦での体当たり戦術が後の各国海軍に影響を与えた
- オーストリア海軍の近代化と組織整備に尽力した
1871年に43歳の若さで病没しましたが、ウィーンのプラーター公園には彼を称える記念碑が建てられており、オーストリア海軍の伝説的な指揮官として今日も記憶されています。
使い方・例文
19世紀の海軍史や近代海戦の発展を学ぶ場面で、リッサ海戦の指揮官としてテゲトホフの名前が登場します。
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