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ヴィルヘルム・ハンマースホイとは?

う゛ぃるへるむはんまーすほい

ヴィルヘルム・ハンマースホイとは、19世紀末〜20世紀初頭のデンマークを代表する画家で、灰色がかった光の中に静まり返った室内と後ろ姿の人物を描いた静謐な作品で知られます。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi, 1864〜1916)は、コペンハーゲンに生まれ同地で没したデンマーク画家です。王立デンマーク美術アカデミーで学び、20代から国内外で高い評価を受けながら、生涯を通じてコペンハーゲンを拠点に制作しました。

ハンマースホイの画風の最大の特徴は、徹底した静謐さと抑制にあります。題材の大半は自宅アパルトメント(とりわけブレーゲゲード30番地の部屋)の室内で、灰白色・青灰色・茶色を基調とした限られた色調の中に、薄い光が差し込む空間が描かれます。人物が登場する場合でも、多くは後ろ姿で静止しており、心情や物語を明示せず、見る者に沈黙と内省を誘います。

その静寂の美学はヨハネス・フェルメールやピーテル・デ・ホーホらオランダ黄金時代の室内画との比較で語られることが多く、一方で世紀末の孤独感や実存的な問いとも共鳴します。生前はパリやベルリン、ロンドンでも作品が展示され国際的に高く評価されましたが、没後しばらくは忘れられ、20世紀末から21世紀にかけて世界的な再評価が起きています。

2008年のニューヨーク・グッゲンハイム美術館での回顧展を機に英語圏でも広く知られるようになり、現在はコペンハーゲンのスタテンス美術館(SMK)をはじめ各国の美術館に作品が収蔵されています。

使い方・例文

「ハンマースホイの室内画は、説明的な要素を一切排除したミニマルな静寂感で、現代のアート好きや写真家に特に支持されています。」

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