ヴァン・ティエン・ズンとは?
う゛ぁんてぃえんづん
ヴァン・ティエン・ズンは、ベトナム戦争でホーチミン作戦を指揮し、南ベトナムを解放に導いたベトナム人民軍の将軍です。
ヴァン・ティエン・ズン(Văn Tiến Dũng、1917〜2002年)は、ベトナム社会主義共和国の軍人・政治家です。ベトナム人民軍の大将として、ベトナム戦争終結時の最終攻勢「ホーチミン作戦」(1975年)を総指揮し、南ベトナムの首都サイゴン陥落を実現した人物として知られています。
ズンはハノイ郊外の農家出身で、若い頃からベトナム独立運動に参加しました。フランスからの独立戦争(インドシナ戦争)を経て、ベトナム戦争では北ベトナム軍の中核的な指揮官として活躍しました。ヴォー・グエン・ザップ国防相のもとで頭角を現し、1970年代には実質的な最高軍事指揮官となりました。
1975年のホーチミン作戦では、電撃的な進攻によってわずか55日で南ベトナム全土を制圧し、4月30日のサイゴン解放を成し遂げました。この勝利はベトナム統一の決定的な転換点となりました。
統一後は国防大臣(1980〜1987年)を務め、政治局員としても要職を歴任しました。著書『偉大な春の勝利』はホーチミン作戦の経緯を自ら記した記録として知られています。
使い方・例文
ベトナム戦争史を学ぶ際、1975年のサイゴン陥落を指揮した人物としてヴァン・ティエン・ズンの名前が登場します。
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