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ヴァレリー・ジスカール・デスタンとは?

う゛ぁれりーじすかーるですたん

フランス政治家で、第20代大統領(1974〜1981年)を務め、欧州統合の推進とフランス社会の近代化に貢献した人物です。

ヴァレリー・ジスカール・デスタン(Valéry Giscard d'Estaing、1926〜2020年)は、フランス第五共和政の第3代大統領です。名門貴族の家系に生まれ、エコール・ポリテクニークおよび国立行政学院(ENA)を卒業したエリート官僚出身の政治家でした。

財務相・経済相として経済政策を主導した後、1974年にジョルジュ・ポンピドゥーの急死によって実施された大統領選挙で当選し、48歳という当時としては若い年齢で大統領に就任しました。中道右派の独立共和党を率い、ド・ゴール派の一党支配からの脱却を目指しました。

国内政策では社会的自由化を積極的に推進し、以下の改革を実現しました。

  • 選挙権年齢の21歳から18歳への引き下げ
  • 離婚法の改正による離婚の自由化
  • 人工妊娠中絶の合法化(ヴェイユ法、1975年)
  • 死刑廃止に向けた議論の推進

外交面では西ドイツのヘルムート・シュミット首相との緊密な協力のもと、欧州理事会の創設(1974年)やG7サミットの制度化(1975年)に尽力し、欧州統合の深化に大きな役割を果たしました。1981年の大統領選挙でフランソワ・ミッテランに敗れ、2期目を果たせずに退任。2020年にパリで93歳で逝去しました。

使い方・例文

欧州統合の歴史を語る際や、1970年代のフランス社会自由化の文脈で「ジスカール・デスタン大統領の時代」という表現で言及されます。

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