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ワークシェアリングとは?

わーくしぇありんぐ

ワークシェアリングとは、一つの仕事を複数の人が分担することで、雇用を守りながら働き方の多様化を図る仕組みです。

ワークシェアリング(work sharing)とは、一定の仕事量を複数の労働者で分かち合うことにより、雇用機会を広く確保しようとする働き方の考え方や制度です。各労働者の労働時間を短縮することで、より多くの人が雇用される状態を実現することを目指します。

ワークシェアリングには大きく二つのアプローチがあります。

  • 雇用維持型:不況や業績悪化時に一人ひとりの労働時間を減らして解雇を防ぐ「緊急避難型」の措置
  • 雇用創出型:育児・介護・高齢者・障害者など多様な事情を持つ人々が働きやすいよう、短時間勤務や分担勤務を制度化するもの

ワークシェアリングの先進事例として知られるのがオランダです。1980年代の高失業率に対応するため「ワッセナー合意」に基づき労働時間の短縮と雇用の分かち合いを進め、「オランダモデル」として世界的に注目されました。日本でも2000年代初頭の不況時に議論が高まり、一部の企業が時短勤務や勤務日数削減を採用しました。

ただし、労働時間が減れば賃金も減ることが多く、生活水準への影響が課題となります。また、業務の引き継ぎコストや管理の複雑化といった実務上の問題もあります。近年はテレワーク・副業・兼業の普及とともに、柔軟な働き方の一形態として改めて注目されています。

使い方・例文

「経営危機の際にワークシェアリングを導入することで全員解雇を避けた」「育児中の社員も短時間勤務でチームの仕事を分担し、離職せずに働き続けることができた」

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