ワユー族とは?
わゆーぞく
ワユー族とは、コロンビア北部とベネズエラ西部にまたがるグアヒラ半島に居住する南米最大規模の先住民族の一つで、独自の言語・織物文化・牧畜生活を持つ人々です。
ワユー族(Wayuu / Wayuú)は、コロンビア北部ラグアヒラ県とベネズエラ西部スリア州にまたがるグアヒラ半島を主な居住地とする先住民族です。総人口は40〜50万人以上とされ、コロンビア先住民族の中では最大規模の一つです。
ワユー語はアラワク語族に属し、コロンビアとベネズエラ両国で使用されています。歴史的にスペイン植民地支配に強く抵抗し、完全な征服を受けることなく独自の社会構造を維持してきた民族として知られます。
社会は母系制を基本とし、クラン(シブ)と呼ばれる母系の血族集団を単位として組織されます。紛争解決は「プトチ(Pütchipü'ü)」と呼ばれる仲介者が当事者間の交渉を取り持つ独自の慣習法で行われます。
伝統的な生業は牧畜(ウシ・ヤギ)と漁業で、乾燥した半砂漠地帯の環境に適応した生活様式を持ちます。またチンチョロ(Chinchorro)と呼ばれる精巧なかぎ針編みのバッグや織物はワユー文化の象徴として国際的にも評価され、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。現在もコロンビアの文化・観光の文脈でその存在が広く知られています。
使い方・例文
コロンビアのおみやげ屋では、ワユー族が手作りした鮮やかな幾何学模様のチンチョロバッグがよく販売されており、その精巧な編み細工で旅行者の目を引きます。
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