ロードナイト(バラ輝石)とは?
ばらきせき
ロードナイト(バラ輝石)とは、マンガンを主成分とするケイ酸塩鉱物で、鮮やかなバラ色〜赤色が特徴の宝飾石です。
ロードナイト(rhodonite)は、化学式 MnSiO₃ を基本とするマンガンケイ酸塩鉱物です。日本語の鉱物名「バラ輝石(ばらきせき)」は、その美しいバラ色の外観に由来しています。名称の語源もギリシャ語で「バラ」を意味する「rhodon」です。
最大の特徴は鮮やかなピンク色〜赤色の地に、黒色のマンガン酸化物の脈が入る独特の模様です。この対比が宝飾品として人気の理由のひとつです。硬度はモース硬度で5.5〜6.5程度、比重は約3.4〜3.7です。
ロードナイトは変成岩や熱水鉱床に産出し、主な産地はスウェーデン、オーストラリア、ブラジル、ロシア(ウラル地方)、日本(岩手県など)です。ロシアではロマノフ王朝の皇帝が愛した石として知られており、歴史的な建造物の装飾にも使われています。
宝飾・装飾品としての用途のほか、感情のバランスや癒しをもたらす石としてヒーリングストーンの分野でも人気があります。見た目がよく似たロードクロサイト(菱マンガン鉱)と混同されることがありますが、ロードクロサイトはより明るいピンク色で縞模様が入り、より柔らかい(硬度3.5〜4)点で区別できます。
使い方・例文
ジュエリーショップでピンク色に黒い模様が入った天然石のアクセサリーを目にしたとき、それがロードナイト(バラ輝石)である場合があります。
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