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ロリス=メリコフとは?

ろりすめりこふ

リスメリコフとは、19世紀ロシアの軍人・政治家で、アレクサンドル2世の晩年に内務大臣として改革を主導した人物です。

ミハイル・タリエロヴィチ・ロリスメリコフ(1825〜1888年)は、帝政ロシアの軍人・政治家です。アルメニア系の名家に生まれ、コーカサス軍に入隊して軍歴を積み、露土戦争(1877〜1878年)ではカルス要塞攻略などで功績を挙げて伯爵位を授与されました。

1880年、ロシア国内でナロードニキ(民衆主義者)によるテロが激化すると、アレクサンドル2世はロリス=メリコフに非常大権を与えて治安回復を委ねました。彼は「心を持つ独裁者」と呼ばれ、強権的な弾圧と穏健な自由主義的改革を組み合わせる独特の路線をとりました。

内務大臣に就任後、ロリス=メリコフは次のような施策を推進しました。

  • 検閲の緩和と報道の自由の一定程度の拡張
  • 地方自治機関(ゼムストヴォ)の代表を立法諮問機関に参加させる構想(「ロリス=メリコフ憲法」と通称される改革案)
  • 急進派には厳しく対処しつつ穏健な社会勢力との対話を模索

しかし1881年3月、アレクサンドル2世が暗殺され、後継のアレクサンドル3世は反動的な政策をとったため、ロリス=メリコフは失脚を余儀なくされました。彼の改革構想は幻に終わりましたが、ロシアにおける自由主義的改革の可能性を示した歴史的な人物として記憶されています。

使い方・例文

ロシア近代史の授業や文献で「ツァーリの改革派内相」「立憲主義への過渡的試みを主導した政治家」として言及される人物です。

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