ロバート・ウッドロウ・ウィルソンとは?
ろばーとうっどろううぃるそん
ロバート・ウッドロウ・ウィルソンとは、宇宙マイクロ波背景放射を共同発見しノーベル物理学賞を受賞したアメリカの電波天文学者です。
ロバート・ウッドロウ・ウィルソン(Robert Woodrow Wilson、1936年〜)は、アメリカのテキサス州ヒューストン生まれの電波天文学者です。カリフォルニア工科大学で物理学の博士号を取得後、ベル研究所に勤務しました。
1964年、同僚のアルノ・ペンジアスとともに通信衛星用アンテナの感度試験を行っていた際に、宇宙のあらゆる方向から一様に降り注ぐマイクロ波の雑音を検出しました。方向にも季節にも依存しない均一な電波は装置の問題とは考えられず、最終的にプリンストン大学の研究チームとの協議を経て、これが宇宙マイクロ波背景放射(CMB)であることが確認されました。
この発見が持つ意義は非常に大きく、以下の点でのちの宇宙論研究に多大な影響を与えました。
- ビッグバン理論の観測的証拠を初めて提供した
- 宇宙の均一性・等方性を実証した
- 宇宙論を定量的な科学へと発展させた
ウィルソンとペンジアスは1978年にノーベル物理学賞を受賞しました。その後もウィルソンはミリ波・電波天文学の研究を続けました。
使い方・例文
天文学や宇宙論の入門書で宇宙マイクロ波背景放射が取り上げられるとき、ウィルソンとペンジアスの名前とともにその「偶然の発見」のエピソードが語られます。
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