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ロッジアとは?

ろっじあ

ロッジアとは、建物の一部に設けられた柱廊のある半屋外空間で、主にルネサンス期のイタリア建築に見られる回廊式のギャラリーや開廊のことです。

ロッジア(loggia)とは、建物の外壁の一部が開かれ、柱やアーチで支えられた屋根の下に広がる半屋外の廊下状空間のことです。イタリア語の「lodge(小屋・宿泊所)」を語源とし、主にルネサンス期から盛んに用いられたヨーロッパの建築要素です。

ロッジアの特徴は、建物に組み込まれながらも外部に向けて開放されている点にあります。柱やピラスター(壁柱)、アーチが連なり、外気や光を取り込みつつ、雨や強い日差しを遮るための快適な空間を生み出します。廊下・テラス・ギャラリーとしての機能を兼ね備えています。

類似した建築語との違いは以下のとおりです。

  • ポルティコ:建物正面の入口部に設けられた柱廊。外部から見た独立した柱列が特徴。
  • ベランダ:建物の外壁から張り出した半屋外スペースで、建物の内部空間には直接組み込まれていない。
  • アーケード:公共空間・街路沿いに設けられたアーチ列廊で、店舗前などに用いられる。

歴史的には、フィレンツェのランツィのロッジア(14世紀)やバチカン宮殿のラファエッロのロッジア(16世紀)など、芸術作品の展示や公的儀式の場としても活用されてきました。現代建築でも、日射調整や外部空間との接続を目的としてロッジアの概念が取り入れられることがあります。

使い方・例文

ロッジアは、ヨーロッパの歴史的建造物の解説や建築史の文脈で「柱廊付きの開放的な回廊」として登場するほか、高級マンションの設計図面でテラスに近い半屋外スペースの名称としても使われます。

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