レオノーラ・キャリントンとは?
れおのーらきゃりんとん
レオノーラ・キャリントンは、シュルレアリスムを代表するイギリス出身の画家・作家で、幻想的で神秘的な世界観を描き続けました。
レオノーラ・キャリントン(Leonora Carrington、1917〜2011)は、イギリス出身でメキシコを拠点に活動したシュルレアリスムの画家・作家です。エルンスト・マックスと並ぶシュルレアリスム運動の重要な担い手であり、女性シュルレアリストとして特に注目される存在です。
裕福なイギリスの家庭に生まれたキャリントンは、パリで画家マックス・エルンストと出会い、シュルレアリスム運動に加わります。第二次世界大戦の混乱の中でエルンストと引き離され、精神的危機に陥ったこともありましたが、その経験が後の作品の深みにつながりました。最終的にメキシコへ移住し、同じシュルレアリストのレメディオス・バロとも親交を深めながら精力的に制作を続けました。
キャリントンの作品の主な特徴は次のとおりです。
- ケルト神話・錬金術・タロット・魔術をモチーフにした幻想的世界
- 女性・動物・怪物が入り混じった独自の神話的宇宙
- 自伝的小説や戯曲など文学作品も多数残した
- フェミニズムの先駆的視点と女性の主体性の表現
晩年まで旺盛に制作を続け、90歳を超えてもなお創作への意欲を失わなかったキャリントンは、現代でも再評価が進む20世紀を代表する女性芸術家の一人です。
使い方・例文
「レオノーラ・キャリントンの絵画には、白馬や魔女が登場する神話的世界が広がっており、現実と幻想の境界を溶かすシュルレアリスムの真髄を感じさせる」という文脈で登場します。
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