ルーカシェンカとは?
るーかしぇんか
ルーカシェンカとは、ベラルーシの大統領として1994年から現在まで在任する、ヨーロッパで最も長く権力を握る指導者の一人です。
アレクサンドル・グリゴリエヴィチ・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)は、1954年にベラルーシ(当時はソ連の一部)で生まれた政治家です。集団農場の管理者・政治将校などを経て政界入りし、1994年のベラルーシ初の大統領直接選挙で当選しました。
就任以来、独自の強権的統治体制を構築してきました。その特徴は以下の通りです。
- 憲法を改正し大統領権限を大幅に強化・任期制限を事実上廃止
- 反政府メディア・野党・市民社会への弾圧
- ロシアとの緊密な政治・経済・安全保障協力
- 旧ソ連時代の国有経済システムを概ね維持
2020年の大統領選挙では大規模な不正疑惑が噴出し、選挙結果に反発した国民による大規模デモが発生しました。ルカシェンコ政権はこれを武力で鎮圧し、EU・米国などから厳しい制裁を受けました。2021年には反体制ジャーナリストの拘束を目的として民間旅客機を強制着陸させる事件を起こし、国際的な非難がさらに高まりました。ウクライナ侵攻ではロシアの軍事行動を領土提供などで支援しています。欧米からは「ヨーロッパ最後の独裁者」と呼ばれています。
使い方・例文
「ルカシェンコ政権は2020年選挙後の抗議運動を弾圧し、欧米から制裁を受けた」などの文脈で言及されます。
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