ルパート・マードックとは?
るぱーとまーどっく
ルパート・マードックとは、ニューズ・コーポレーション(現・フォックス・コーポレーション)を率いてテレビ・新聞・映画にまたがる世界最大級のメディア帝国を構築したオーストラリア出身のメディア王です。
ルパート・マードック(Rupert Murdoch)は1931年にオーストラリアで生まれました。父親から受け継いだアデレードの地方紙を出発点に、オーストラリア・英国・アメリカと活動拠点を広げながらメディア企業を次々と買収・拡大しました。
英国では『ザ・サン』や『ザ・タイムズ』などの有力紙を傘下に収め、アメリカでは1985年に20世紀フォックス(映画スタジオ)を買収、続いてフォックス・ブロードキャスティング・カンパニーを設立してABC・NBC・CBSの三大ネットワークに次ぐ第四のネットワークとして確立させました。さらに衛星放送(スカイ、スター TVなど)をアジア・欧州に展開するなど、地上波・衛星・新聞・映画を一体として運営するメディアコングロマリットを形成しました。
政治的影響力も大きく、彼のメディアが支持する候補者や政党が選挙結果に影響を与えるとして批判を受けることもありました。英国での電話盗聴スキャンダルなどの問題も抱えましたが、90歳を超えてもなお経営に関与し続けるなど、現代メディア史において傑出した存在です。2013年にニューズ・コーポレーションを出版とエンタメに分割し、放送・映画部門は21世紀フォックスを経てフォックス・コーポレーションとなっています。
使い方・例文
メディア産業の寡占化や報道と政治の関係を論じる際に、ルパート・マードックは欠かせない事例として登場します。メディア経営論のケーススタディでも必ず取り上げられます。
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