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リーマン予想とは?

りーまんよそう

リーマン予想とは、リーマンゼータ関数の自明でない零点がすべて実部1/2の直線上にあると主張する、数学最大の未解決問題のひとつです。

リーマン予想は、19世紀ドイツ数学ベルンハルト・リーマンが1859年に提唱した数論における予想です。素数の分布と深く関わるこの問題は、現代数学における最重要の未解決問題とみなされており、クレイ数学研究所が選定した「ミレニアム懸賞問題」のひとつに数えられています。

予想の内容を平易に説明すると、リーマンゼータ関数 ζ(s) は複素数 s に対して定義される関数で、s = -2, -4, -6, … といった「自明な零点」以外の零点(関数値がゼロになる点)がすべて実部が 1/2 の直線上(臨界線)に並ぶ、というものです。

この予想が重要な理由は、素数の分布の「誤差項」と直接結びついているからです。もし予想が正しければ、素数がどのように散らばっているかについて非常に精密な評価が得られます。コンピュータによる数値計算では、10兆を超える零点が臨界線上にあることが確認されていますが、それはあくまで「証拠」であり、数学的な証明にはなりません。

リーマン予想の解決は、暗号理論・数論・量子カオス理論など幅広い分野に影響を及ぼすと考えられており、数学界全体が注目し続けています。

使い方・例文

素数の個数を推定する「素数定理」の誤差評価において、リーマン予想の真偽が精度を左右すると言われており、整数論の教科書でも頻繁に登場します。

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