リュサンドロスとは?
りゅさんどろす
リュサンドロスは古代スパルタの将軍・提督で、アテネを降伏させてペロポネソス戦争を終結させた軍事・外交の双方に長けた人物です。
リュサンドロス(?〜紀元前395年)は、古代ギリシアのスパルタの将軍・海軍提督です。ペロポネソス戦争の末期においてスパルタをアテネに対する最終的な勝利へと導いた中心人物として知られています。
リュサンドロスはペルシアの援助を取り付ける外交手腕に優れており、ペルシア総督キュロスと強固な関係を築きました。この財政支援によって強化されたスパルタ艦隊を率い、紀元前405年のアイゴスポタモイの海戦でアテネ艦隊をほぼ壊滅させました。これによりアテネは海上補給路を絶たれ、翌紀元前404年に降伏、ここにペロポネソス戦争は終結しました。
戦後のリュサンドロスの行動と評価は次のとおりです。
- アテネ民主政を廃止させ、親スパルタの「三十人僭主」を各地に樹立した
- スパルタ国内では過度な権力集中を警戒され、王位への野心があったとも伝えられる
- 紀元前395年のハリアルトスの戦いで戦死した
- 軍事的才能は高く評価されるが、その政治的強引さは各地に恨みを買った
リュサンドロスはギリシア史においてアテネ民主主義の終わりを告げた人物として位置づけられており、その功罪は古代から現代に至るまで様々に評価されています。
使い方・例文
「リュサンドロスの戦略がペロポネソス戦争の結末を決めた」のように、古代ギリシア史・アテネとスパルタの対立を扱う文脈で登場します。
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