リバーロキサバンとは?
りばーろきさばん
血栓症の予防・治療に使われる経口抗凝固薬で、1日1回の服用で効果が得られる第Xa因子阻害薬です。
リバーロキサバン(Rivaroxaban)は、血液凝固因子「第Xa因子」を選択的・直接的に阻害する経口抗凝固薬です。「イグザレルト」の商品名で知られ、1日1回の服用で安定した抗凝固作用が得られることが特徴です。2008年ごろからヨーロッパを皮切りに承認が広がり、日本でも使用されています。
主な適応症は以下の通りです。
- 非弁膜症性心房細動に伴う脳卒中・全身性塞栓症の予防
- 深部静脈血栓症(DVT)および肺血栓塞栓症(PE)の治療と再発予防
- 人工膝・股関節置換術後の静脈血栓塞栓症予防
- 冠動脈疾患・末梢動脈疾患の心血管イベント予防(アスピリンとの併用)
ワルファリンと比較した際の主な利点は、食物との相互作用が少なく定期的な凝固能モニタリングが不要である点と、1日1回服用で管理しやすい点です。一方、重大な出血時に効果を迅速に中和できる拮抗薬(アンデキサネット アルファ)が存在しますが、国内での使用環境は限られています。
腎機能障害のある患者ではクリアランスが低下するため、用量の調整が必要となる場合があります。医師による適切な診断と管理のもとで使用することが重要です。
使い方・例文
「長距離フライト後に深部静脈血栓症を発症した患者に対して、リバーロキサバンによる抗凝固療法が開始されることがある。」
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