リバースショットとは?
りばーすしょっと
リバースショットとは、映像演出における「切り返し」の撮影技法で、会話する二者を交互に相対する方向から映すことで自然な対話の場面を構成するものです。
リバースショット(Reverse Shot)とは、映画・映像制作において二者間の会話や対峙の場面を撮影する際に用いられる技法で、互いに向き合う二人(または二方向)を、対になる方向から交互に撮影してつなぐ手法です。「切り返し」「逆方向ショット」とも呼ばれます。
通常、会話シーンでは「ショット・リバースショット」という形で組み合わせて使われます。具体的には次のような構成になります。
- まずキャラクターAをBの方向を向いた状態で撮影する(ショット)
- 次にキャラクターBをAの方向を向いた状態で撮影する(リバースショット)
- この二つを交互につなぐことで自然な会話の往来が生まれる
この技法では「180度ルール」という映像文法の基本原則が重要で、カメラが二人の人物を結ぶ仮想の軸線(180度ライン)を超えないようにすることで、視聴者が左右の位置関係を混乱せず把握できます。軸線を越えてしまうと人物の向きが逆転したように見え、視聴者に違和感を与えます。
リバースショットはほぼすべての映画・ドラマの会話場面で使われる最も基本的な映像文法の一つであり、映像制作を学ぶ際に最初に習う技法の一つです。
使い方・例文
ドラマで二人の登場人物が向かい合って会話するとき、セリフごとに話す人物へカメラが切り替わる演出がリバースショットです。映画やドラマの会話シーンのほぼすべてでこの技法が使われています。
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