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リティ・パンとは?

りてぃぱん

リティ・パンとは、カンボジア出身の映画監督で、クメール・ルージュによる大虐殺の記憶を題材にしたドキュメンタリー作品で国際的に高い評価を受ける人物です。

リティ・パン(Rithy Panh、1964年生まれ)は、カンボジアのプノンペン出身の映画監督・映画保存活動家です。ポル・ポト政権下のクメールルージュによる虐殺(1975〜1979年)で家族の多くを失った自身の体験を、映画という媒体を通じて世界に伝えることをライフワークとしています。

パンはフランスのIDHECで映画を学び、以後カンボジアとフランスを拠点に創作活動を続けています。彼の作品は単なるドキュメンタリーにとどまらず、証言、アーカイブ映像、人形などの手法を組み合わせた独自の映像言語を発展させてきました。

代表作と評価は以下の通りです。

  • 『S21 クメール・ルージュの殺人機械』(2003年):カンボジアの強制収容所の実態を告発した衝撃作
  • 『消えた画 クメール・ルージュの真実』(2013年):アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、カンヌ映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞
  • 映像アーカイブ機関「ボパナ視聴覚資料センター」の設立と運営

リティ・パンの活動は、映画制作と歴史的記憶の保存を結びつけた希有な例として、映画界のみならず人権・教育分野でも高く評価されています。

使い方・例文

カンボジア現代史やジェノサイドに関するドキュメンタリー映画の文脈で、証言と映像の力を示す監督として紹介されます。

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