リアミッドシップとは?
りあみっどしっぷ
リアミッドシップとは、エンジンを後部車軸より前・客室より後ろの位置に搭載するスーパーカーに多い自動車レイアウトです。
リアミッドシップとは、エンジンを後輪車軸よりも前方、かつ客室(キャビン)よりも後方のスペースに配置した自動車のエンジン搭載方式を指します。一般に「ミッドシップ」と呼ぶ場合、このリアミッドシップを意味することが多く、スーパーカーやスポーツカーに広く採用される理想的なレイアウトとされています。
このレイアウトの最大の特長は、車体の重心を極限まで中央に集中させられる点です。エンジン・トランスミッションという最も重い部品を車体中央付近に配置することで、前後・左右の重量バランスが整い、慣性モーメントが最小化されます。その結果、ハンドリングの応答性・旋回性能・安定性のすべてが高い次元で両立します。
ただし、エンジンルームが後部シートを圧迫するため、実用的な4人乗りは難しく、多くの場合2シーターとなります。また、後部の重量が増すためオーバーステア(後輪が外側に流れる特性)が生じやすく、ドライバーには高い技量が求められることもあります。
主な採用車種の例を挙げます。
- フェラーリ「F40」「458イタリア」などの多くのモデル
- ランボルギーニ「ウラカン」「アヴェンタドール」
- ホンダ「NSX」(初代・2代目)
- トヨタ「MR2」「GR-S」
リアミッドシップは純粋な走行性能を追求した設計として、モータースポーツの世界でも広く用いられています。
使い方・例文
「このスーパーカーはリアミッドシップ配置のV8エンジンを搭載しており、重心が低く中央寄りなため、サーキットでの旋回性能が際立って高い。」という形で、高性能車の構造説明の場面でよく使われます。
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