ラーマ5世(チュラーロンコーン)とは?
らーまごせい(ちゅらーろんこーん)
ラーマ5世(チュラーロンコーン)は、19世紀後半から20世紀初頭にタイを近代化に導いた国王です。
ラーマ5世(チュラーロンコーン、在位:1868〜1910年)は、タイ(当時のシャム王国)のチャクリー王朝第5代国王です。近代タイの礎を築いた改革君主として、東南アジア史においても特に重要な人物のひとりに数えられます。
チュラーロンコーンが王位に就いた19世紀後半、東南アジアは欧米列強による植民地化の波にさらされていました。彼はタイを植民地化から守るため、積極的な近代化改革を断行しました。主な業績は以下の通りです。
- 奴隷制度の段階的廃止と農民の解放
- 近代的な法制度・行政機構・軍隊の整備
- 鉄道・電信などのインフラ整備
- 留学生の海外派遣と近代教育の推進
- 巧みな外交によるタイの独立維持
彼の在位期間中、タイは東南アジアで数少ない独立を保った国家として存続しました。チュラーロンコーンはタイ国民から「偉大な王」として深く敬愛されており、現在も毎年10月23日は「チュラーロンコーン記念日」として国民の休日となっています。
使い方・例文
東南アジアの近代史を学ぶ際、植民地化を免れた国としてタイが取り上げられる文脈で、改革を推進した「ラーマ5世(チュラーロンコーン)」の名が登場します。
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