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ラーマクリシュナとは?

らーまくりしゅな

ラーマクリシュナとは、19世紀インドのベンガル出身の神秘家で、ヒンドゥー教の多様な流派やイスラーム・キリスト教をも実践し「すべての宗教は同じ神に至る」と説いた聖者です。

ラーマクリシュナ・パラマハンサ(1836〜1886年)は、現在インド西ベンガル州フーグリー県カーマールプクルに生まれた宗教的神秘家です。若くしてカーリー女神への深い信仰を持ち、コルカタ近郊のダクシネシュワール・カーリー寺院の神官として長年奉仕しました。

彼の最大の特徴は、実際に複数の宗教的伝統を修行として実践したことにあります。ヴィシュヌ派のバクティ、タントラ、アドヴァイタ・ヴェーダーンタに加え、イスラームやキリスト教の修行も行ったとされ、それぞれの道が同じ神的実在(ブラフマン)への到達をもたらすと確信しました。「神の実現こそが宗教の目的であり、その道は一つではない」という彼の教えは宗教多元主義の先駆として評価されます。

ラーマクリシュナの影響は弟子たちを通じて広まりました:

  • スワーミー・ヴィヴェーカーナンダを最も著名な弟子として育てた
  • ヴィヴェーカーナンダが1893年シカゴの万国宗教会議で世界的に注目を集める
  • ラーマクリシュナ・ミッションの設立による社会福祉・教育活動

神秘体験(サマーディ)を繰り返し、その言葉は弟子マヘンドラナート・グプタによって『福音書(カタムリタ)』としてまとめられ、現在も広く読まれています。近代インドの宗教思想と精神的復興に多大な影響を与えた存在です。

使い方・例文

ラーマクリシュナの名は、「すべての宗教は本質的に一つである」という宗教多元主義を議論する文脈や、近代インドの精神的復興を語る歴史的文脈でよく登場します。

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