ラービア・アル・アダウィーヤとは?
らーびああるあだうぃーや
ラービア・アル・アダウィーヤはイスラーム神秘主義(スーフィズム)の黎明期を代表する女性聖者で、神への純粋な愛を説いたことで知られます。
ラービア・アル・アダウィーヤ(717年ごろ〜801年ごろ)はイスラーム神秘主義(スーフィズム)の初期において最も重要な人物のひとりで、バスラ(現在のイラク)出身の女性聖者です。貧しい家庭に生まれ、幼少期に奴隷として売られたとも伝えられていますが、のちに解放されて禁欲的な修行生活に入りました。
彼女の思想の核心は「純粋な愛(マハッバ)」の概念にあります。天国への報酬を期待したり、地獄の恐怖から逃れるためではなく、ただ神を愛するがゆえに神に帰依するべきだという教えは、スーフィズムの「神への愛」の神学的基盤を形成しました。この考え方は後世のスーフィー詩人たちに大きな影響を与えました。
彼女の言葉や詩は口承で伝えられ、後代にまとめられました。イスラーム世界において女性が宗教的権威として広く尊崇される稀有な例であり、スーフィズムの歴史においても「神秘主義的愛の先駆者」として位置づけられています。
使い方・例文
ラービア・アル・アダウィーヤの名は、イスラーム神秘主義の歴史やスーフィズムの入門書で必ずといってよいほど言及される聖者です。
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