本文へスキップ

ラージャーとは?

らーじゃー

ラージャーとは、サンスクリット語語源とするインド・東南アジアの君主・王・首長を意味する称号です。

ラージャー(Raja、またはRajah)は、サンスクリット語の「rājan(王・支配者)」を語源とする称号で、インド大陸中心に広くアジアで使われてきた君主・王・首長を意味する語です。語源はラテン語の「rex(王)」や英語の「royal」と同じインド・ヨーロッパ語族の語根「reg-(真っ直ぐ統治する)」に遡るとされています。

インドでは古代ヴェーダ時代から王を指す語として用いられ、叙事詩『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』にも頻出します。「マハーラージャー(Maharaja)」はラージャーに「大きい」を意味する「マハー」が付いた「大王」に相当する称号で、有力な王国の君主が用いました。

ラージャーを名乗った王・首長が統べる国や地域は「ラジャスタン(王たちの土地)」の地名にもその痕跡が残っています。東南アジアでも、インド文化の影響を受けたマレー半島・フィリピン・インドネシアなどで首長や貴族の称号として用いられました。

イギリス植民地時代には、藩王国(プリンシプリー・ステート)の君主としてラージャーやマハーラージャーが存続し、インド独立(1947年)後に多くの藩王国が連邦に統合されました。現在でも称号として使われることがあります。

使い方・例文

「かつてマレー半島の各地を治めていたラージャーたちは、イギリス植民地化の過程で次第にその実権を失っていった」のように、インド・東南アジアの歴史や政治制度を語る文脈で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語