ラマダーンとは?
らまだーん
ラマダーンとは、イスラム暦の第9月にあたる断食月で、イスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ信仰実践の期間です。
ラマダーン(Ramadan)は、イスラム暦(ヒジュラ暦)の第9番目の月の名称であり、イスラム教の五行(シャハーダ・礼拝・喜捨・断食・巡礼)のひとつ「サウム(断食)」を行う聖なる月です。「ラマダン」とも表記されます。
この月にコーラン(クルアーン)が預言者ムハンマドに啓示されたとされることから、特別な信仰的意義を持ちます。成人のムスリム(イスラム教徒)は、日の出前から日没まで飲食・喫煙・性行為などを慎みます。病人・妊婦・旅行者・子どもなどは免除されますが、後日同じ日数を補うことが求められます。
ラマダーン中の主な慣行は以下のとおりです。
- 夜明け前の食事「スフール」と日没後の断食明け「イフタール」
- クルアーン(コーラン)の朗誦や礼拝を増やす
- 喜捨(ザカートやサダカ)の実践
- 家族・コミュニティが集まってイフタールを共にする
イスラム暦は純粋な太陰暦のため、ラマダーンは毎年太陽暦で約11日ずつ早まり、夏・冬・春・秋と季節が巡ります。断食月の終わりには祭り「イード・アル・フィトル」が祝われます。世界に約18億人いるムスリムが参加する、世界最大規模の宗教的実践のひとつです。
使い方・例文
ラマダーン期間中、中東・東南アジア・アフリカなど各地のムスリムは日没のアザーン(礼拝の呼びかけ)とともにイフタールの食事を取り、家族や近隣と祈りを共にします。
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