イード・アル・フィトルとは?
いーど・あるふぃとる
イード・アル・フィトルとは、イスラム教の断食月ラマダーン明けを祝う大祭で、世界中のムスリムが喜びと感謝をもって祝う重要な祝祭です。
イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)は、イスラム暦の第10月シャッワールの1日に行われるイスラム教最大の祭りのひとつです。「フィトル」はアラビア語で「断食を終える」を意味し、ラマダーン(断食月)の終わりを祝う祭りであることを示しています。「ラマダーン明け祭り」「断食明け祭」とも呼ばれます。
イード・アル・フィトルの当日は、ムスリムたちが早朝に沐浴して清め、新しい衣服を着て、モスクや広場でイード礼拝(サラート・アル=イード)を行います。礼拝の前には「フィトラ喜捨(ザカート・アル・フィトル)」として貧しい人への食料や金銭を寄付することが義務づけられています。
祭りの主な慣行は以下のとおりです。
- 家族・親族・友人への訪問とお祝いの挨拶(「イード・ムバーラク」など)
- 伝統的な料理や菓子を共に食べる
- 子どもへのプレゼントやお小遣いを渡す
- 墓参りや祖先への祈りを捧げる地域もある
世界中の約18億人のムスリムが、文化や地域によって異なる形でイード・アル・フィトルを祝います。断食の苦行を成し遂げた達成感と、神への感謝・コミュニティの絆を確かめ合う意義深い行事です。
使い方・例文
インドネシアやマレーシアでは「ハリ・ラヤ」と呼ばれ、国民の祝日として家族が帰省し、伝統菓子を贈り合う光景が各地で見られます。
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