ラスカリナ・ブブリナとは?
らすかりなぶぶりな
ラスカリナ・ブブリナとは、ギリシャ独立戦争(1821〜1829年)で活躍した女性提督で、自前の艦隊を率いてオスマン帝国と戦った英雄的な人物です。
ラスカリナ・ブブリナ(Laskarina Bouboulina、1771〜1825年)は、ギリシャ独立戦争において卓越した指揮能力を発揮した女性海軍指揮官です。現在のスペツェス島(ギリシャ)を拠点とし、自らの財産と船団を率いて戦いに加わりました。
船主の家に生まれ、二度の結婚を経て夫を亡くした後、莫大な財産と航海・交易の経験を蓄積しました。オスマン帝国の支配に対するギリシャ人の抵抗運動が高まる中、1821年のギリシャ独立宣言に先立って自ら船を建造・整備し、秘密結社「フィリキ・エテリア(友の会)」に加わって独立運動を支援しました。
独立戦争が始まると、彼女は自艦隊「アガメムノン」号などを率いてナフプリオン(ナポリ・ディ・ロマニア)の包囲戦などに参加し、海上封鎖に大きく貢献しました。女性でありながら提督として艦隊を指揮した事実は当時の社会では極めて異例であり、ギリシャ人の間で伝説的な英雄として語り継がれています。
独立後の政治的混乱の中でスペツェスに戻り、1825年に不慮の事故で死去しました。現在もギリシャでは国民的英雄として称えられ、スペツェス島には彼女の博物館が設けられています。
使い方・例文
ギリシャ独立戦争の歴史や女性の戦争参加について語る場面で、「ブブリナは自前の艦隊を持ち、提督として戦った稀有な女性指導者だ」と紹介されます。
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