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ラインハルト・ゲンツェルとは?

らいんはるとげんつぇる

ラインハルト・ゲンツェルとは、天の川銀河中心に超大質量ブラックホールが存在することを実証してノーベル物理学賞を受賞したドイツの天体物理学者です。

ラインハルト・ゲンツェル(Reinhard Genzel、1952年〜)は、ドイツのバートホンブルク生まれの天体物理学者で、マックス・プランク地球外物理学研究所の所長を務めるとともにカリフォルニア大学バークレー校でも教授を兼任しています。

ゲンツェルの主要な研究テーマは銀河の中心核、特に天の川銀河の中心部にある天体の性質の解明です。数十年にわたり赤外線観測技術を駆使して銀河中心付近の恒星の動きを精密に追跡しました。

この長期観測の結果、銀河中心の小さな領域にある天体「いて座A*(エースター)」の周囲を恒星が非常に高速で公転していることが明らかになりました。その軌道解析から、太陽質量の約400万倍もの質量が極めて狭い空間に集中していることが導かれ、超大質量ブラックホールの存在が実証されました。

この業績によりゲンツェルはアンドレア・ゲズとともに2020年のノーベル物理学賞の半分を受賞しました(もう半分はロジャー・ペンローズ)。観測天文学と精密測定技術の進歩がいかに宇宙の謎を解き明かしうるかを示す好例として広く評価されています。

使い方・例文

天の川銀河の中心にブラックホールがあるという話題で、ゲンツェルとゲズによる長期観測の成果は科学ニュースでよく引用されます。

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