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ヨーゼフ・ハイドンとは?

よーぜふはいどん

ヨーゼフ・ハイドンは、交響曲弦楽四重奏曲の形式を確立した「パパ・ハイドン」の愛称で親しまれるオーストリアの古典派作曲家です。

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809年)は、オーストリアのローラウに生まれた作曲家で、西洋音楽の古典派時代を代表する巨匠です。幼少期にウィーンのシュテファン大聖堂少年合唱団員として音楽教育を受け、後に独学で作曲の腕を磨きました。

ハイドンの最大の功績は、交響曲と弦楽四重奏曲という二つの主要なジャンルの形式を整備・確立したことです。1761年からハンガリーの貴族エステルハージ家に仕え、約30年にわたって宮廷楽長として働いた環境が、実験的な作曲を可能にしました。管弦楽・室内楽ともに100曲以上を書き、その過程で4楽章構成のソナタ形式を洗練させていきました。

主な代表作には次のものがあります。

  • 交響曲第94番「驚愕」——突然の強音で居眠りする聴衆を驚かせると伝わる名作
  • 交響曲第101番「時計」——刻むような伴奏リズムが特徴
  • オラトリオ「天地創造」「四季」——晩年の傑作声楽作品
  • 弦楽四重奏曲「皇帝」——オーストリア国歌の原型となる旋律を含む

モーツァルトとは互いの才能を尊重し合い、ベートーヴェンはハイドンに師事しました。「パパ・ハイドン」という愛称は、後輩の音楽家たちが親しみと尊敬を込めて呼んだものです。古典派音楽の基礎を作り上げた存在として、現在もコンサートホールで頻繁に演奏される作曲家です。

使い方・例文

音楽の授業で「弦楽四重奏はハイドンが確立したジャンルです」と説明されるとき、またコンサートプログラムに「ハイドン:交響曲第94番」と記載されるとき、この作曲家の名が出てきます。

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