ヨルン・ウッチョンとは?
よるんうっちょん
ヨルン・ウッチョンとは、シドニー・オペラハウスを設計したデンマーク人建築家で、2003年にプリツカー賞を受賞した人物です。
ヨルン・ウッチョン(Jørn Utzon、1918〜2008年)は、デンマークのコペンハーゲン生まれの建築家です。コペンハーゲン王立美術アカデミーで建築を学び、フィンランドの建築家アルヴァ・アールトのもとで修業を積みました。北欧モダニズムを基盤としながらも、自然の有機的形態や各地の伝統的建築を積極的に取り込んだ独自のスタイルを確立しました。
ウッチョンの名を世界的に知らしめたのは、1957年に設計競技で選ばれたシドニー・オペラハウスです。帆や貝殻を思わせる白い曲面屋根の連なりは、現代建築の象徴として世界中に知られています。しかし建設中に設計変更や費用超過が相次ぎ、オーストラリア政府との対立から1966年に工事途中で撤退。オペラハウスは1973年に完成しましたが、ウッチョン自身は完成式典にも出席しませんでした。
その他の代表作には以下があります。
- クウェート国会議事堂(1982年)
- バゴスヴァー教会(デンマーク、1976年)
- 自邸カン・リス(スペイン、1972年)
2003年には建築界最高の栄誉であるプリツカー建築賞を受賞。シドニー・オペラハウスは2007年にユネスコ世界遺産に登録され、ウッチョンの業績は今日も高く評価されています。
使い方・例文
建築史の解説や世界遺産の紹介で「シドニー・オペラハウスはヨルン・ウッチョンが設計し、20世紀を代表する建築物とされる」のように言及されます。
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