ヨゼフ・シゲティとは?
よぜふしげてぃ
ヨゼフ・シゲティは、20世紀前半を代表するハンガリー出身のヴァイオリニストで、知的で詩情豊かな演奏と幅広いレパートリーで知られました。
ヨゼフ・シゲティ(Joseph Szigeti, 1892〜1973年)は、ハンガリーのブダペスト生まれのヴァイオリニストです。幼少期から卓越した才能を示し、ヨアヒム門下のイェノー・フバイに師事したのち、十代で演奏会デビューを果たしました。
シゲティの演奏は、甘美な音色や超絶技巧を誇示するよりも、音楽の内容に深く迫る知性と詩情を重んじるものでした。バッハやベートーヴェンといったドイツ古典を得意とした一方、同時代の作曲家との交流にも積極的で、バルトーク、プロコフィエフ、ブロッホなどの作品の初演や普及に大きく貢献しました。
第二次世界大戦中にアメリカに移住し、以後は演奏活動と並行して後進の指導にも注力しました。著書「ヴァイオリニストとともに」は、音楽家としての思索と演奏哲学を伝える名著として今日も読み継がれています。録音も多く残されており、バッハの無伴奏やベートーヴェンのソナタ全集などが特に高く評価されています。
使い方・例文
音楽史や演奏研究の文脈で、「シゲティはバルトークのヴァイオリン協奏曲第一番の初演者として知られる」のように言及されます。
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