モーリス・アンドレとは?
もーりすあんどれ
モーリス・アンドレはフランス出身のトランペット奏者で、ピッコロトランペットも駆使し、20世紀を代表するトランペットのビルトゥオーゾとして世界的な名声を誇ります。
モーリス・アンドレ(Maurice André)は1933年にフランスのアレで生まれ、2012年に没したトランペット奏者です。炭坑夫の家庭に育ちながら音楽の才能を開花させ、パリ音楽院でトランペットを学んで首席で卒業しました。その後、国際コンクールでの受賞を経てソリストとしての道を歩みました。
アンドレが特に評価されたのは、バロック音楽の演奏においてです。ピッコロトランペット(通常より小さいトランペット)を使いこなし、ヘンデル・ヴィヴァルディ・テレマンらのトランペット協奏曲を卓越した技術で演奏したことで、バロック・トランペット音楽の普及に多大な貢献をしました。
アンドレの演奏上の特徴には以下があります。
- 精確なダブルタンギングと均一な音質
- ピッコロトランペットでの高音域への驚異的な対応力
- バロックから近現代まで幅広いレパートリー
- 作曲家への委嘱活動による新作の発掘・初演
録音数は膨大で、トランペットという楽器のソロ楽器としての可能性を広げた先駆者として、クラシック音楽界における評価は非常に高いものがあります。後進への指導にも力を尽くし、現代トランペット奏法の基盤を築いた人物です。
使い方・例文
クラシック音楽の解説で「バロックのトランペット協奏曲といえばモーリス・アンドレの録音が定番として挙げられる」と紹介される文脈で名前が登場します。
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