モーゼス・メンデルスゾーンとは?
もーぜすめんでるすぞーん
モーゼス・メンデルスゾーンは、ユダヤ人の啓蒙思想を主導したドイツの哲学者で、作曲家フェリックスの祖父です。
モーゼス・メンデルスゾーン(Moses Mendelssohn、1729〜1786年)は、ドイツの啓蒙主義哲学者です。貧しいユダヤ人家庭に生まれながら、独学で哲学・数学・言語学などを修め、18世紀ドイツを代表する知識人として広く認められました。
彼の思想的業績は多岐にわたりますが、とりわけ重要なのは以下の点です。
- ユダヤ人啓蒙運動「ハスカラー(Haskalah)」の精神的指導者として、ユダヤ人社会の近代化と世俗化を促進した
- 宗教的寛容を論じ、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共存を説いた著作が注目を集めた
- ヘブライ語聖書のドイツ語訳を行い、ユダヤ人がドイツ語文化に参与する橋渡し役となった
- 霊魂の不死を論じた『フェドン』など、哲学的著作でも高い評価を得た
彼はゴットホルト・エフライム・レッシングと親しく、レッシングの戯曲『賢者ナータン』の主人公はメンデルスゾーンをモデルにしたとされています。孫のフェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディが著名な作曲家として知られることから、「哲学者メンデルスゾーン」「モーゼス・メンデルスゾーン」と区別して呼ばれることもあります。
使い方・例文
ユダヤ思想史や近代哲学の解説で「モーゼス・メンデルスゾーンは、ユダヤ人の近代化と宗教的寛容の実現に生涯を捧げた」と紹介される場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: