メンデルとは?
めんでる
グレゴール・メンデルはエンドウを用いた実験で遺伝の法則を発見したオーストリアの修道士・植物学者で、近代遺伝学の父と称されます。
グレゴール・ヨハン・メンデル(Gregor Johann Mendel、1822〜1884)は現在のチェコにあたるシレジア地方に生まれ、オーストリアのブルノにあるアウグスティノ会修道院で修道士として生涯を送った植物学者です。
1856年から約8年間にわたり、修道院の庭でエンドウ豆を用いた交配実験を行いました。花の色・種の形・さやの色など7つの形質について数千株以上を観察・記録し、以下の法則性を見出しました。
- 優性の法則:対立する形質のうち一方(優性)が現れる
- 分離の法則:遺伝因子は配偶子に分離して受け渡される
- 独立の法則:異なる形質の遺伝因子は独立して次世代へ伝わる
1866年に論文を発表しましたが、当時はほとんど注目されませんでした。1900年にド・フリース・コレンス・チェルマクの三人が独立に同様の結論に達し、メンデルの先駆的業績を再発見して世に知らしめました。これが「メンデルの法則の再発見」と呼ばれる出来事です。
今日、メンデルは遺伝学の礎を築いた人物として高く評価されています。
使い方・例文
高校生物で「メンデルの法則」を学ぶとき、エンドウの丸粒としわ粒の交配実験がその基礎として最初に紹介されます。
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