モンタージュとは?
もんたーじゅ
モンタージュとは、映画や映像制作において複数のカットをつなぎ合わせることで新たな意味や感情を生み出す編集技法のことです。
モンタージュ(montage)とは、映画・映像編集において個々のカット(場面)を組み合わせることで、個々の映像が単独で持つ意味を超えた新しい意味や感情を引き出す技法です。フランス語の「組み立てる」を意味する語に由来しています。
この概念を理論化したのは、ソビエトの映画監督セルゲイ・エイゼンシュテインらで、20世紀初頭のサイレント映画時代に発展しました。エイゼンシュテインは「AとBを並べることでCという新たな意味が生まれる」と主張し、映像の衝突による意味生成を重視しました。この考え方は映画理論の根幹として現在でも参照されます。
代表的なモンタージュの種類には以下があります。
- 知的モンタージュ:概念的な対比を生む
- リズムモンタージュ:カットの長さでテンポを操作する
- 平行モンタージュ:同時進行する場面を交互に見せる
- 感情モンタージュ:クズロフ効果など視聴者の感情を誘導する
現代映画・CMから動画コンテンツまで幅広く活用され、映像表現の根本的な手法として映像制作者には欠かせない知識です。
使い方・例文
スポーツ選手の特訓シーンを短いカットの連続でつなぐ「トレーニングモンタージュ」は、映画でよく見られる典型例です。
この用語をシェア
最終更新: