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モロクトカゲとは?

もろくとかげ

モロクトカゲとは、オーストラリアの乾燥地帯に生息する全身が鋭いとげで覆われた小型のトカゲで、アリを主食とするユニークな爬虫類です。

モロクトカゲ(学名:Moloch horridus)は、有鱗目アガマ科に属するトカゲの一種で、オーストラリア大陸砂漠地帯や乾燥した内陸部に固有の生物です。英名は「Thorny Devil(いばらの悪魔)」とも呼ばれ、その見た目の強烈さからこの名がつきました。

最大特徴は体全体を覆う無数の鋭いとげで、外敵から身を守る防衛機構として機能しています。体色は茶色・黄色・オレンジ系の砂漠色で、環境に応じた保護色の役割も果たします。体長は15〜20cm程度と小型です。

食性は専食性で、ほぼアリのみを食べます。一度の食事で数千匹ものアリを摂取するとされています。また、皮膚表面の溝状の構造により、朝露や雨水を毛細管現象で口元まで運ぶ特殊な水分摂取能力を持つことでも知られています。

首の後ろには「偽の頭部」と呼ばれる突起があり、敵に襲われた際に本物の頭を下に向けて偽の頭を差し出すことで身を守ると言われています。その独特な外見と興味深い生態から、爬虫類愛好家や研究者の間で高い関心を集めています。

使い方・例文

爬虫類の生態を紹介するドキュメンタリー番組や動物図鑑において、砂漠適応の好例としてモロクトカゲが取り上げられることが多いです。

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