モメンタム投資とは?
もめんたむとうし
モメンタム投資とは、直近で上昇している資産は引き続き上昇しやすいという傾向を利用する投資戦略のことです。
モメンタム投資(Momentum Investing)とは、過去一定期間に価格が上昇した資産を買い、下落した資産を売るという、価格トレンドの持続性を利用する投資戦略です。「強いものはより強くなる」という市場の傾向(モメンタム効果)を体系的に活用します。
モメンタム効果は、1990年代にジェガデシュとティットマンによる実証研究で広く知られるようになりました。彼らは過去3〜12ヶ月のリターンが高かった株式を買い、低かった株式を売るポートフォリオが、その後数ヶ月にわたって超過リターンを生み出す傾向を示しました。この現象は行動ファイナンスにおける「過小反応」や「ヒューリスティック」で説明されることが多く、市場参加者の心理バイアスが一因とされています。
モメンタム投資の主な特徴は以下の通りです。
- 保有期間は通常3〜12ヶ月程度の中期戦略
- 株式・債券・商品・為替など様々な資産クラスで観察される
- 相場の転換点では損失が大きくなるリスクがある
- トレンドフォロー型のクオンツ(量的)戦略とも親和性が高い
モメンタム投資はバリュー投資や配当投資と対比されることが多く、両者を組み合わせることでリスクを分散させる戦略も研究されています。スマートベータETFでもモメンタムファクターを組み込んだ商品が多く存在します。
使い方・例文
「過去6ヶ月で最も上昇した銘柄群を毎月リバランスしながら保有するモメンタム戦略は、長期間にわたって市場平均を上回るリターンをあげてきた実績が多くの研究で示されています」といった形で使われます。
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