モミ属とは?
もみぞく
モミ属とは、マツ科に属する常緑針葉樹の一群で、北半球の温帯から亜寒帯に広く分布する樹木の属です。
モミ属(学名:Abies)は、マツ科に属する常緑針葉樹の属で、世界に約50種以上が知られています。北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの温帯から亜寒帯の山岳地帯に分布し、日本ではモミやウラジロモミ、シラビソ、オオシラビソなどが代表的な種として知られています。
形態と特徴として、モミ属の木は樹形が円錐形になりやすく、葉は扁平な針状で、葉の裏面に白い気孔帯があるものが多いです。球果(まつぼっくり)は上向きに立って枝につくのが特徴で、成熟すると鱗片が外れて軸だけが残ります。この点でトウヒ属やマツ属とは区別されます。
モミ属の主な種類には以下のようなものがあります。
- モミ(Abies firma):日本の本州・四国・九州に分布する代表種
- シラビソ(Abies veitchii):亜高山帯に生育する日本固有種
- ヨーロッパモミ(Abies alba):クリスマスツリーとして広く利用される
- バルサムモミ(Abies balsamea):北米産で香料の原料にもなる
木材は建築材・パルプ材として利用されるほか、ヨーロッパではクリスマスツリーとして親しまれています。日本では社寺建築の用材にも用いられてきました。
使い方・例文
登山で亜高山帯の森に入ると、シラビソやオオシラビソといったモミ属の樹木が広がる深い針葉樹林に出合うことができます。
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