モフセン・マフマルバフとは?
もふせんまふまるばふ
モフセン・マフマルバフとは、イラン出身の映画監督で、詩情豊かな映像表現と社会批評を融合させた作品で世界映画界に高い評価を受ける巨匠です。
モフセン・マフマルバフ(Mohsen Makhmalbaf、1957年生まれ)は、イラン・テヘラン出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサーです。独学で映画制作を学び、1980年代から精力的に作品を発表してきました。
マフマルバフはイラン革命後の社会や庶民の生活を題材に取り上げ、詩的なリアリズムと哲学的な問いを持つ映像で国際的な注目を集めました。代表作には「パン・ポエット(The Bread and the Flowerpot)」「サイクリスト」「ギャッベ(Gabbeh)」「カンダハール」などがあり、カンヌ・ヴェネツィア・ベルリンをはじめとする国際映画祭で多数の賞を受賞しています。
また家族を映画制作に巻き込んだことでも有名で、娘のサミラ・マフマルバフ(「リンゴ」「ブラックボード」など)と息子ミサグ・マフマルバフも映画監督として活躍しています。一家は「マフマルバフ映画学校」と称されるほど、イラン映画界における家族単位の創作集団として世界的に知られています。
政治的な理由から後年はイラン国外を拠点とし、アフガニスタン問題や移民・難民問題などを題材にした作品も発表。国境を越えた人道的視点と映像詩の世界が、世界映画史に残る仕事として評価されています。
使い方・例文
世界映画の巨匠を取り上げる映画評や映画祭の特集記事で、モフセン・マフマルバフの名前はイラン映画を代表する監督として紹介されます。
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