メゾソプラノとは?
めぞそぷらの
メゾソプラノとは、女性の声域のうちソプラノとアルトの中間に位置する、豊かで深みのある声質の声部のことです。
メゾソプラノ(mezzo-soprano)は、クラシック音楽における女声の声域区分のひとつです。「メゾ」はイタリア語で「中間・半分」を意味し、最高音域のソプラノと最低音域のコントラルト(アルト)の中間に位置します。一般的な音域はおよそA3(ラ)からA5(ラ)付近とされています。
メゾソプラノの声は、ソプラノに比べて音色が暗く、温かみと深みがあるのが特徴です。高音の輝かしさよりも中低音域の豊かさが際立ち、表現の幅が広いことから多彩な役柄を担います。オペラでは次のような役で活躍します。
- ビゼー「カルメン」のカルメン役(代表的なメゾソプラノ役)
- ヴェルディ作品の母親・魔女・脇役の重要人物
- ワーグナー作品の大地の女神エルダなど
- ズボン役(男性を演じる役、例:ロッシーニ「チェネレントラ」のアンジェリーナ)
演奏会や歌曲の分野でもメゾソプラノの低音の豊かさは重宝され、マーラーの交響曲やブラームスのアルトラプソディなどの独唱パートに用いられます。声質は個人差が大きく、ソプラノに近い軽めのメゾから、コントラルトに近い重めのメゾまで幅があります。
使い方・例文
オペラ「カルメン」の主役カルメンはメゾソプラノのために書かれた役で、官能的で力強い中低音の魅力が役柄の個性と深く結びついている。
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