メシマコブとは?
めしまこぶ
メシマコブとは、桑の木などに寄生するキノコの一種で、古くから東アジアで薬用として用いられてきた多孔菌類です。
メシマコブ(目島瘤、学名:Phellinus linteus)は、タバコウロコタケ科(旧称:ヒメノカエテ科)に属するキノコで、桑・イチジク・クヌギなどの広葉樹の樹幹に寄生する木材腐朽菌です。日本では長崎県の離島「女島(めしま)」に多く自生していたことから「メシマコブ」の名がつきました。
外観は硬質で表面は暗褐色〜黒褐色のひだ状、裏面は淡褐色の微細な孔(管孔)に覆われた半球〜馬蹄形の傘を持ちます。傘の大きさは数センチから数十センチになるものもあります。成長が非常に遅く、自然界では大きな個体が希少であるため、現在は人工培養技術が開発されています。
薬用キノコとして東アジア(日本・中国・韓国)で古くから珍重されてきました。主な成分と注目点は以下のとおりです。
- 多糖類(β-グルカン):免疫賦活作用が研究されている
- レクチン:生理活性物質として注目
- ポリフェノール:抗酸化作用
現代では健康食品・サプリメントの原料として流通しており、韓国では「상황버섯(サンファンポソッ)」として広く知られています。学術的には免疫調整・抗腫瘍に関する研究が複数行われていますが、医薬品としての効能は現時点で公的に認定されたものではなく、食品・補助食品として利用されています。
使い方・例文
健康食品店やオンラインショップでメシマコブのエキス末を使ったサプリメントが販売されており、免疫維持を目的として購入する人が多いです。お茶として煮出して飲む伝統的な利用法もあります。
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