本文へスキップ

メアリー・キングズリーとは?

めありーきんぐずりー

アリー・キングズリーは19世紀イギリスの女性探検家で、西アフリカを単独で旅し、アフリカの文化・自然を記録した先駆的な人物です。

アリー・キングズリー(1862〜1900年)は、ヴィクトリア朝イギリスの探検家・作家・民族学者です。正式な学校教育をほとんど受けず独学で知識を積み、父の書斎にある書物を読みながら成長しました。

1893年と1894〜1895年の2度にわたって西アフリカ(現在のナイジェリア・カメルーン・ガボンなど)を訪れました。当時のヨーロッパ人女性が単独でアフリカ内陸部を旅することは極めて異例であり、現地の商人との交易ルートを使いながら探検を行いました。カメルーンのムンゴ・マ・ロボ山(現ファコ山)登頂にも成功しています。

キングズリーはアフリカの文化を「劣っている」と見なす当時の植民地主義的な視点に疑問を呈し、アフリカ人の文化・慣習・宗教を尊重する立場を取りました。帰国後に著した『西アフリカ旅行記』(Travels in West Africa, 1897年)は大きな反響を呼び、彼女をイギリス国内で著名人にしました。

また、自然史の標本収集家としても活躍し、新種の魚類や甲虫が彼女の名を冠して命名されています。1900年にボーア戦争中の南アフリカで傷病兵の看護に従事し、腸チフスにより37歳で亡くなりました。

使い方・例文

19世紀の女性探検家の先例として、学校の歴史や地理の授業でアフリカ探検・植民地時代を語る文脈でキングズリーの名が挙げられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語