メアリー・アニングとは?
めありーあにんぐ
メアリー・アニングとは、19世紀イギリスで多数の重要な化石を発見した独学の古生物学者で、「化石の女王」とも称された人物です。
メアリー・アニング(Mary Anning、1799〜1847年)は、イングランド南西部ドーセット州ライム・リージスに生まれた化石収集家・古生物学者です。正式な科学教育を受ける機会がほとんどなかった時代の女性でありながら、独学と現場の経験だけで古生物学の発展に多大な貢献を果たしました。
アニングが発見した化石には、現在も重要とされるものが数多くあります。
- イクチオサウルスの完全な骨格(1811〜1812年頃)
- プレシオサウルスの最初の完全骨格(1823年)
- 翼竜プテロダクティルスの英国初の標本(1828年)
これらの発見は、当時の科学者たちが絶滅という概念を受け入れ、地球の歴史を再考するきっかけとなりました。しかし、当時の社会的偏見から、発見の功績は男性科学者に帰せられることも少なくありませんでした。アニングは経済的に苦しい生涯を送りながらも、化石の販売と科学的な記録を続けました。その功績は近年再評価が進み、英国王立協会は彼女を「科学史上もっとも影響力のある女性10人」の一人に選定しています。
使い方・例文
英語の早口言葉「She sells seashells by the seashore(彼女は海辺で貝殻を売る)」は、メアリー・アニングがモデルとされたとも言われています。
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