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ミスドアプローチとは?

みすどあぷろーち

ミスドアプローチとは、着陸進入中の航空機が安全に着陸できないと判断した場合に降下を中断して再上昇する手順のことで、「着陸復行」とも呼ばれます。

ミスドアプローチ(Missed Approach)は、航空機が着陸進入中に何らかの理由で着陸を断念し、上昇に転じて指定された経路を飛行する手順です。日本語では「着陸復行」「ゴーアラウンド」とも呼ばれ、航空安全の観点から極めて重要な選択肢として位置付けられています。

ミスドアプローチが実施される主な理由は以下のとおりです。

  • 進入中に規定の高度(MDA/DA)まで降下しても滑走路が視認できない
  • コース・降下率が安定せず安全な着陸姿勢を確立できない
  • 管制官から「ゴーアラウンド」指示を受けた
  • 滑走路上に先行機や車両が残っている
  • 着陸後の滑走路長が不十分と判断した

ミスドアプローチ手順は飛行計画と計器進入方式(IAPチャート)にあらかじめ定められており、パイロットは出発前に必ず確認・記憶しておくことが義務付けられています。手順には「上昇高度・針路・待機パターン」が具体的に記載されており、視界不良でも迷わず実行できるよう標準化されています。

ゴーアラウンドは「失敗」ではなく、適切な判断を示す安全行動です。むしろ不安定な状態で強行着陸することの方が重大事故につながるリスクが高く、航空会社の訓練でも「疑わしければゴーアラウンド」が基本方針として徹底されています。

使い方・例文

濃霧で視程が急激に低下し、滑走路直前まで降下しても着陸帯が見えなかったパイロットが即座に出力を上げ、ミスドアプローチ手順に従って上昇・再進入を行う場面がその典型例です。

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