ミシェル・テメルとは?
みしぇるてめる
ミシェル・テメルとは、2016年から2018年までブラジル大統領を務めた政治家で、ジルマ・ルセフ前大統領の弾劾後に職を引き継いだことで知られます。
ミシェル・テメル(Michel Miguel Elias Temer Lulia)は、1940年にレバノン系移民の子としてサンパウロ州に生まれたブラジルの法律家・政治家です。サンパウロ大学で法律を学び、憲法学者としても著名な存在でした。
民主運動党(PMDB、後にMDB)の指導者として長きにわたり連邦議員を務め、ルセフ政権下では副大統領を担いました。2016年、ジルマ・ルセフ大統領が連邦予算の不正操作を理由に上院で弾劾・罷免されると、テメルが大統領に昇格しました。
大統領在任中は主に以下の政策を推進しました。
- 財政緊縮・社会支出上限を憲法に規定する財政改革
- 労働法の柔軟化(週労働時間や休憩規定の見直し)
- 年金改革(後継者に引き継がれる形で実現)
しかし在任中から汚職疑惑に直面し、退任後の2019年には贈収賄などの容疑で逮捕・一時拘束される事態となりました。政治的正統性をめぐる論争とスキャンダルに彩られた在任期間は、ブラジルの政治的混乱期を象徴するものとして語られています。
使い方・例文
「ルセフ大統領の弾劾後、副大統領のミシェル・テメルがブラジルの大統領に就任し、緊縮財政政策を推し進めた」のように、ブラジル現代政治の文脈で登場します。
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