マーブリングとは?
まーぶりんぐ
マーブリングとは、水面に浮かべた絵具を模様に整えて紙や布に転写する装飾技法で、大理石(マーブル)のような独特の流線模様が生まれます。
マーブリング(Marbling)は、水や特殊な液体の表面に油性または水性の絵具を垂らし、それを竹串やコームなどで模様に整えてから紙・布・革などに転写する装飾技法です。仕上がりが大理石(マーブル)の模様に似ることからこの名があります。
起源はトルコのエブル(Ebru)と呼ばれる伝統技法とされており、16〜17世紀頃にオスマン帝国からヨーロッパへ伝わりました。ヨーロッパでは書籍の見返し紙(製本の内側に貼る紙)としてマーブリング紙が広く使われ、古書の内部に施された美しい模様として現在も愛されています。
現代ではマーブリングの技法は多様化しています。
- 水面に油絵具を浮かべる伝統的な技法
- アクリル絵具とカラギーナン(海藻由来の増粘剤)を使うモダンマーブリング
- ネイルアートでの水面転写(ウォーターマーブリング)
- 食品や菓子に模様をつける食用マーブリング
偶然性と操作の組み合わせで生まれる模様はふたつと同じものができないため、アートとしての価値も高く、ワークショップや学校の図工教育でも取り入れられています。
使い方・例文
手製本のワークショップでは、水面に絵具を落として竹串で渦巻き模様をつくり、そこに紙を乗せて転写するマーブリングが体験プログラムとして人気です。
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