マーシャリングとは?
まーしゃりんぐ
マーシャリングとは、空港の誘導路や駐機場でグランドスタッフが手信号や誘導棒を使って航空機を所定の位置に誘導する作業のことです。
マーシャリング(marshalling)とは、航空機が地上を移動する際に、グランドハンドリングスタッフ(マーシャラー)が手信号や誘導棒(マーシャリングバトン)を用いて、パイロットに駐機位置や停止位置を視覚的に伝える誘導作業のことです。
マーシャリングが特に重要になる場面は次のとおりです。
- スポット(駐機位置)への精密な誘導・停止
- プッシュバック(後退)時の安全確認と方向誘導
- エンジン始動前後の周辺確認と安全確認の合図
- 視界不良時や混雑した地上環境での誘導
ICAOは標準的なマーシャリングシグナルを定めており、「前進」「後退」「左折」「右折」「速度を落とせ」「停止」「エンジンカット」などの動作が国際的に統一されています。昼間は蛍光色の誘導棒、夜間はライト付きバトンや発光式棒を使用します。
近年では、大型空港を中心にDGS(Docking Guidance System)と呼ばれる電光掲示板式の自動誘導システムが普及し、マーシャラーが不要なスポットも増えています。しかし小規模空港やバックシャント(格納庫への引き込み)などでは今もマーシャリングが欠かせません。マーシャラーは地上での航空機事故防止に直結する重要な役割を担っています。
使い方・例文
旅客機がスポットに到着する際、グランドスタッフがオレンジ色の誘導棒を両手に持ち、「前進」「停止」のシグナルを送ってパイロットを誘導する光景がマーシャリングの典型例です。
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